キャバクラのヘルプとは?ルールやマナー、ヘルプ嬢と接する際の注意点について解説

Column

2024.06.28

キャバクラのヘルプとは?ルールやマナー、ヘルプ嬢と接する際の注意点について解説

キャバクラでは、指名したキャストとは違う人が接客を担当してくれることがあり、それを「ヘルプ」と言います。

なぜ別のキャストが席についてくれるのか、ヘルプの目的やルールについて解説します。

 

ヘルプに来てくれたキャストを気に入った場合と、気に入らなかった場合の対応についても紹介しているので、ヘルプ制度について知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

この記事はこんな方におすすめです

・キャバクラのヘルプ制度について知りたい方

・ヘルプに来てくれたキャストと合わなかった場合の対応を知りたい方

・そのままヘルプに指名を変更することができるのかを知りたい方

・指名キャストともっと話したい方・距離を縮めたい方

 

キャバクラのヘルプとは

ヘルプとは、指名したキャストが離席している間に、別のキャストが代わりに接客を担当することです。また、代わりに担当してくれるキャストのことを指します。

 

ヘルプには、「つなぎ役」と「サポート役」の2つの役割があります。

 

「つなぎ役」とは、お客様が指名したキャストが別のお客様の接客をしている場合に、待っているお客様の席について会話やドリンク作り等をして場をつなぐことです。指名キャストの人気が高ければ高いほど指名が重なりやすいため、ヘルプが来る可能性が高くなります。

 

「サポート役」とは、指名キャストと一緒にお客様の席について、場を盛り上げたりドリンク作り等のサポートをすることです。例えば、複数名で来店しキャストを1名だけ指名した場合に人数調整のためにヘルプが同席したり、ボトルが空きそうな時にヘルプを呼んで一緒にお酒を飲むことがあります。

 

ヘルプは新人キャストが担当することが多く、今では人気の高いキャストも、ほとんどはヘルプからスタートしています。

   

 

ヘルプのルールとマナー

ヘルプを担当するキャストには、いくつかのルールが設けられています。ルール違反があった場合にはキャスト同士のトラブルを招く可能性があるため、男性側もヘルプのルールを理解しておくことが大切です。

連絡先の交換はNG

ヘルプにとって、担当するのは他のキャストの指名客です。あくまで橋渡しやサポートをするのが目的なので、営業行為は禁止されています。自ら連絡先を聞くことだけでなく、男性側から連絡先を聞かれても教えてはいけないルールになっています。

 

そのため、ヘルプ担当を気に入ったとしても連絡先を聞くのは控えましょう。聞いても教えてもらえませんし、新人キャストの場合は相手を困らせてしまう可能性があるためです。名刺の交換も禁止されています。

 

指名キャストの情報は勝手に話さない

指名キャストの情報を、勝手に男性に伝えることは禁止されています。本名や住所といった個人情報はもちろん、彼氏がいるのかどうか、昼間は何をしているのか等のプライベートに踏み込んだ質問には答えてもらえません。

 

また、他にどんなお客様が指名しているのか、売上がどのくらいなのかといった情報も、ヘルプが勝手に話してはいけないルールになっています。

 

指名キャストのプライベートや売上は気になるかもしれませんが、ヘルプに探りを入れるのではなく、本人と信頼関係を築くことが大切です。ヘルプにしつこく聞いてしまうと、指名キャストにも報告される場合があり、警戒されてしまうので気を付けましょう。

 

ドリンクのおねだりは禁止

キャバクラでは、席についてくれたキャストからドリンクをねだられることはよくありますが、ヘルプはドリンクのおねだりを禁止されています。

 

そのため、こちらから「何か飲みなよ」と勧めても断られる場合があります。ただし、断り過ぎても失礼にあたるため、強く勧められた場合は飲んでも良いとされています。

 

このようなルールがあるため、一緒に飲んで欲しい場合はキャストドリンクを注文してもOKですが、基本的にはヘルプのキャストドリンクは不要です。

 

ベタベタしてはいけない

ヘルプにとって、接客しているのは別のキャストの指名客です。ベタベタしたり、慣れ慣れしく接した場合は、指名キャストから「自分の指名客を横取りしようとしている」と思われかねません。そのため、適切な距離感が求められます。

 

ヘルプのキャストと指名キャストの間でトラブルにならないためにも、ヘルプへの接し方には注意が必要です。

 

ヘルプがきた時の注意点

ヘルプが来てくれた時の注意点について詳しく解説します。

 

指名替えは慎重に行う

指名キャストを変更することを「指名替え」といいます。一般的に、キャバクラは自由指名制となっているので、ヘルプを気に入った場合は指名替えも可能です。

 

ただし、ヘルプに指名替えをすると、キャスト同士のトラブルに発展する可能性があるので、おすすめではありません。特に、元々指名していたキャストが「自分の客を取られた」と思ってしまう可能性が高いです。

 

ヘルプに指名を変更したい場合は、ボーイに相談の上、慎重に行いましょう。

 

なお、永久指名制のお店では、指名替えはできません。

 

ヘルプ嬢のチェンジは可能

席についてくれたキャストを、別のキャストに変更することをチェンジといい、ヘルプと合わなかった場合はチェンジ可能です。

 

ただし、頻繁にチェンジしているとお店を困らせてしまうため、どうしても合わない場合にのみ行うことをおすすめします。

 

ヘルプにも優しく接する

せっかく指名しているのに、指名したキャストが別の男性と話しているのは、気分が良いものではありません。特に、なかなか戻ってきてくれない時や、親しげに話しているのを見てしまった時は、嫉妬してしまうこともあるでしょう。

 

ですが、キャバクラでモテるのは「精神的余裕のある男性」です。ヘルプにも優しく接することで周りの好感度も上がりますので、せっかくならヘルプとの時間を楽しみましょう。

 

まとめ

キャバクラでは、指名が重なった場合や複数名で来店した場合に、別のキャストが席についてくれることがあり、これを「ヘルプ」といいます。

ヘルプにはルールが設けられているため、男性側もヘルプのルールを知っておくことが大切です。

 

ヘルプを気に入った場合は、指名替えをすることも可能ですが、キャスト同士の人間関係には配慮しましょう。ヘルプとどうしても合わない場合は、チェンジできます。

 

ただし、キャバクラでモテるのは、周りに気遣いの出来る男性です。指名キャストをはじめ、ヘルプやボーイにも配慮しながら楽しみましょう。