City Group コラム
2024/04/29
キャバクラの指名制度とは?やり方や料金、注意点について解説
キャバクラでは、テーブルについてくれるキャストを自分で選べる「指名制度」があります。
お気に入りのキャストがいる方や常連さんは指名をして入店する方が多いですが、はじめての方やお気に入りのキャストが見つかっていない方は、指名なしで入店することも可能です。
当記事では、キャバクラにおける指名制度について、料金や指名のやり方、注意点について解説しています。
まだ指名をしたことがない方や、指名制度について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
【この記事はこんな方におすすめです】
- 指名制度が何かを知りたい方
- どうやって指名を入れるのかを知りたい方
- 指名をするのにどのくらいの料金がかかるのか知りたい方
- お気に入りのキャストと距離を縮めたい方
キャバクラでの指名制度とは
キャバクラは、キャバ嬢と呼ばれる女性キャストがテーブルについて接客してくれるお店のことですが、自分の席についてくれるキャストを指名できる仕組みを「指名制度」と言います。
キャバクラは、時間制の料金システムとなっており、1セット(60分前後)あたりの値段が決められています。指名をした場合は、セット料金に指名料が加算される仕組みになっています。
キャバクラには、2種類の指名制度があり、指名をせずに入店することを「フリー入店」といいます。それぞれ詳しく解説します。
本指名とは
本指名とは、入店時にキャストを指名することです。本指名すると、入店時から指名キャストが席についてくれます。
お気に入りのキャストがいる方や常連客が、主に利用します。
場内指名とは
場内指名とは、入店してからその場で気に入ったキャストを指名することです。
例えば、指名なしで入店すると複数のキャストが交代で席についてくれます。その際、好みのキャストが来てくれたら場内指名することができます。場内指名をすると、そのキャストがそのまま指名キャストとして席についてくれます。
フリーとは
指名なしでせずに入店することを「フリー入店」といい、指名キャストがいないお客様のことを「フリー客」といいます。
フリーで入店した場合は、通常15分から20分間隔で違うキャストが席についてくれるので、1セットで3名程度のキャストと話すことができます。
キャストを指名をするメリット
- 好きなキャストと話せる
- 指名することでキャストに好意をアピールできる
- キャストにとって「指名客」という特別な存在になれる
フリーだと誰が来てくれるか分かりませんが、指名をすることでお気に入りのキャストと話せるので、好きなキャストがいる場合は、指名することをおすすめします。
また、指名をするとキャストに指名料のバックが入るため喜んでもらえます。自分のことを指名してくれるお客様はキャストにとっても特別な存在なので、好意のアピールにもなります。
指名で遊ぶ時の料金相場
指名 | 指名料 | 料金相場 |
---|---|---|
本指名 | 3,000円程度 | 8,000円程度/1セット |
場内指名 | 1,000円程度 | 6,000円/1セット |
フリー | 0円 | 5,000円/1セット |
※1セット5,000円の場合の目安金額
本指名をする場合、地方のキャバクラであれば1,000円~2,000円程度で指名ができます。都心部のキャバクラであれば、3,000円が相場となっています。
場内指名の場合、指名料は1,000円前後が一般的ですが、都心部の高級志向のお店であれば2,000円から3,000円程度する場合があります。
指名料がいくらかかるのか、事前にボーイさんに確認しておくと安心です。
また、キャバクラは時間制の料金形態なので、1セットあたり4,000円から8,000円程度のセット料金が必要です。セット料金にハウスボトル(飲み放題ドリンク)代が含まれますが、キャストドリンクやボトルを注文した場合には別途ドリンク代が加算されます。
他にも、フード料金、VIPルーム利用料、同伴料金など利用するオプションに応じて金額が加算される仕組みになっています。
キャストを指名する時のやり方
キャバクラでキャストを指名する方法を、それぞれ解説します。
本指名
入店時、フロントでボーイから指名があるか聞かれるので、「〇〇ちゃんでお願いします」と指名したいキャストの名前を伝えます。これで本指名したことになります。
場内指名
場内指名は、店内に自分好みのキャストを発見した場合やたまたま席についてくれたキャストを気に入った場合に行います。ボーイもしくは本人にその旨を伝えると場内指名をしたことになります。
フリーで入店した場合は、キャストから指名をお願いされる場合があり、「このままここにいていいですか?」と聞かれてOKすると、場内指名をしたことになるため注意しましょう。
このように、フリーで入店して場内指名を入れることを「ビジター場内」と言います。
また、本指名しているキャストがいる状態で、別のキャストを場内指名することもでき、これを「メンバー場内」といいます。
本指名をしていても、他のお客さんと指名がかぶると別の席に行ってしまうことがあります。その際は、別のキャストがヘルプで席についてくれる仕組みになっており、ヘルプのキャストを気に入った場合は、その場で場内指名をすることができます。
写真・パネル指名
キャストの写真やパネルを見て指名することを、「写真指名」「パネル指名」と言います。
お店のホームページに掲載されている写真や店頭のパネルを見て、気に入ったキャストがいた際に行う指名のことです。
入店時に指名すると、本指名と同様に指名料が発生します。実物を見ずに指名をするため、写真と印象が異なる場合があります。写真やパネルは盛れた写真が使われているので、ご注意ください。
WEB指名
WEB指名とは、ホームページやSNS等に載っている写真を見て、オンライン上で指名することです。Instgramを見て指名する「インスタ指名」やTikTokを見て行う「TikTok指名」も増加しています。
指名料はお店によって異なりますので、事前に確認すると安心です。
ただし、写真・パネル指名と同様にWEB指名も、写真と実物にギャップを感じてしまう可能性があります。
キャバクラで指名する時の注意点
キャバクラでは、指名制度に関するルールやマナーがあります。ここでは、指名をする時に注意したいポイントを2つご紹介します。
指名できるキャストは原則1名
本指名できるキャストは基本的に1人だけです。
既に本指名のキャストがいるのに、別のキャストにも指名を入れると、キャスト同士のトラブルを招きかねないため、複数名を同時に本指名することは出来ません。
ただし、本指名のキャストがいても、ヘルプで来てくれたキャストに場内指名を入れることは可能です。別のキャストを場内指名する場合は、本指名のキャストにも配慮しましょう。
指名がかぶると別のキャストがヘルプに来てくれる
他の方とキャストの指名が重なることを「指名かぶり」と言います。人気キャストであれば、3名以上指名が重なることもあります。その際は、指名してくれているお客様のテーブルを順番に移動するため、自分の席に来てくれる時間が短くなります。
指名キャストが席を離れている間は、別のキャストが来てくれます。これをヘルプといい、気に入った場合は場内指名を入れることも可能ですが、本指名のキャスト以外と連絡先や名刺を交換することは禁止されています。
指名かぶりを避けたい方は、入店時に指名が入っているかをボーイに確認したり、お店が空いているタイミングを狙って行く等の工夫をしましょう。開店直後や週初めがおすすめです。
まとめ
キャバクラでは、自分の席についてくれるキャストを指名できる「指名制度」があります。
お気に入りのキャストがいる方は、指名してキャストとの時間を楽しみましょう。本指名はキャストへのアピールにもなるのでおすすめです。
一方で、初めて行くお店であれば、フリーで入店して色んなキャストと話してみるのもキャバクラの楽しみ方の1つです。
キャバクラは、お店ごとにコンセプトや在籍キャストの系統が異なりますので、お気に入りのお店やキャストを探してみましょう。